【レビュー】Qrio Smart Lockを買ったので感想を!!&数か月使っての感想

4月半ばにQrio Smart Lockを購入し,2ヵ月ほど経ったのでレビューをしたいと思います。

そもそもQrio Smart Lockとは,Sonyのクラウドファンティングサイトである「First Flight」で必要金額以上を獲得し,商品化が実現したスマートロック製品。主な機能としては,すでにあるドアのロックの上から被せて,スマホなどからの解錠・施錠ができるほかに,オートロック機能を付与することができる製品です。後付けで多数の機能を簡単に付与でいるのが本製品の強みです。

※余談ですが,Qrio自体は会社名です。製品名はQrio Smart Lockですのでご注意を。


自宅のドアのつまみが寸法上対応していることを確認したうえで購入。すでにQrio Hubなるものが出ている頃でしたが,スマートロック自体が使えなかったらただの置物を買うことになるのでとりあえずはパスしました。


届きました!化粧箱はSonyらしさがどこか感じられるものに。


開くとこのような感じ。凝ってますねぇ。こういうところのお金を使う感じがソニーやGoogleと似てますね(笑)
あまりお金をかけすぎてもアレですが,雑な梱包よりはずっといいと思います。


電池は「CR123A」という特殊な形状のものです。一応2個付属しています。


本体は梱包されています。「Welcome to Qrio」と書いてある入れ物には,ペアリング時に必要なコード――オーナー登録用コード――が記載されているカードが入っています。設置に関する説明書はありません。


オーナー登録用カード以外にもドアに固定するための両面テープ(予備を含め2枚)も入っています。
また,他にも高さ調整用のパーツ(プレート)が2個,カバー,つまみサイズに応じて変えられるストッパー3個(S・M・L),本体と高さ調整用パーツを固定する用のネジが付属しています。


わお!つける前からカッコいい!!


上部が外れるのでそこから電池を入れます。写真ではわかりにくいですが左右にホルダー――SIDE AとB――があります。それぞれ2本ずつ必要。SIDE AとBがあることによって片方が切れても,もう片方が残っていれば動けるようになっています。このおかげで電池切れはそこまで怖くありませんね。(初期では買い足さないと両サイドに電池を入れられないが)



次からはアプリでの設定です。説明書がない仕様なので,設置の仕方もすべてアプリ内の指示に従っていく形式をとっています。


 オーナー登録をしました。
オーナー登録用のカードを紛失すると,新たなにオーナー追加等が不可能になるので大切に保管しましょう。万が一紛失した場合は問合せを行ったりと面倒なことになるようです。


 オーナー登録を終えたら,今度はついに設置です。


 サムターンのサイズに合うホルダーを選びます。まず,ホルダーを当てはめてサイズ確認をしてから本体に取り付けましょう。我が家のサムターンはLサイズでぴったりでした。


 今度は高さ調整です。仮に合わせてみて高さを調整します。

高さが合わない場合は「高さ調整プレート」(3つ付属)を利用します。

我が家の場合は,1個取り付けて解決しました。

 取り付ける場所の汚れを取ります。ここで汚れが残っている場合,すぐに取れてしまいかねないのでしっかり拭くことが重要です。


 付属の両面テープをまずは本体に貼り付けます。


先ほど仮に決めた場所に貼り付けます。1分ほど抑えつけたのち,30秒ほど放置します。 


 しっかりと回せるのか実際に手動で回して確認します。ここで硬すぎたりした場合は,貼り直しをします。自分の場合は問題ありませんでした。





 最後にカバーを取り付け完成!!


まだカバー未装着の段階ですがだいたいこんな感じ
別になくても問題はないのですが,見栄え的にも付けておきましょう。


最後の最後にロックの名前や画像を設定できます。

と,思ったよりも簡単に設置できて良かったです。なによりもサイズがあって本当に良かった。我が家のドアのつまみ,サムターン式だったのですが問題なく付けることが出来ました。余程特殊な形やサイズでもない限りは設置できそうです。迷った際はQrioの方に連絡してみるのがいいかと思います。合わないものを買いたくはないですからね。

実際に数か月使ってみての感想ですが,やはりオートロック機能は便利!!これだけでも十分価値がありそうです。オートロックまでの時間もアプリ側から設定できます。あまり短すぎると締め出されてしまうので,我が家では15秒程度にしています。肝心の解錠・施錠機能ですが,これ実はAndroid Wearでも利用できるんですよね。なので,スマホすら出すことなくMoto360で解錠(施錠はオートロック任せなので一切しない)することができます。難点は,接続までの時間でしょうか。スマートロック自体,毎回スマホとBluetoothで接続するので,指示を出してから時間が多少はかかります。日によりますが10秒以内には確実に開きます。先に開ける指示を出してからポストなどを確認してちょうどよい感じですね。
この問題に関しては別売のQrio Hubで解消するかもしれません。スマートロック⇒<Bluetooth>⇒Hub⇒<インターネット>⇒スマホという形になるので,Bluetooth接続を毎回促す必要がなくなるのではないかという考えです。まあ,試してみないことにはわからないですが。この辺はHubを(もし)買ったらレビューしたいと思います。とりあえずは現状で満足ですので,お金に余裕ができたらで…汗

ちなみにQrio以外にもスマートロックを出している会社はありますが,多くが事務所用の設計で一般家庭用は意外と少ないんですよねぇ。Qrioも決して安くはないですが,2万円弱でオートロック機能が自宅のドアにつくと思うと妥当な気もしてしまいます。普通であれば,ドアごと変えなければいけませんからね。

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