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| アニメ「灼熱の卓球娘」公式サイトより |
12月に入ってから一気に見た形になります。次回が気になる終わり方が非常に多く，一気見できてよかったと思わされました。（というか，多くのアニメは一気見した方がいいとは思いますけどね…。）
「灼熱の卓球娘」はテレビ東京他で放映されていた現在「となりのヤングジャンプ」で連載中の朝野やぐら氏の同名コミックが原作のアニメ（2016冬季）です。
アニメーション制作は「キネマシトラス」。WHITE FOXと共同で「ごちうさ2期」やオレンジと共同で「ノルン+ノネット」などを手掛けたとこです。（正直それ以外知らない。。）
自分は原作未読でしたが，とても楽しめました。
原作2巻までをアニメ化したようです。
原作では省かれ気味だった，こより以外の試合も細かに描かれているとのこと。一応，原作コミックにも目を通してみましたが，確かに細かく描かれており，またアニメならではの動きのある試合はやっぱり違うな～と思わされました。
このアニメは演出（BGM・SE）・作画・脚本何もかもがよかった気がします。
迫力の試合，引き込まれるBGM，熱くて感動的なストーリー。どれもよかったです。
個人的に好きな話数は，10話，3話あたりでしょうか。
10話は試合も凄く盛り上がり，何度も見返しました。こよりがくるりのカーブドライブを攻略したところといい，全力のカーブドライブをこよりに打ち，それを全力で返すこよりといい，熱い試合過ぎた。また，今までずっと石榴ちゃんと友達でいるためには，友達料なるものが必要だと考えていたくるりちゃんが，試合を通して自分の（好きな）卓球を貫き，そんなもの必要ないんだと気づく，感動的な（少なくとも自分はうるっときた。）ストーリー。控えめに言って最高。めっちゃよかった。
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| これ卓球してるんだぜ… |
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| 本当の友達の意味を知ったくるりちゃん |
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| 目に光がッ！！ |
3話はあがりちゃんがこよりと部内順位1位をかけて試合をする話。1位になることに固執気味で卓球の面白さを忘れていたあがりが，こよりとの試合を通じて面白さを思い出し，大好きなフォアハンドスマッシュで決めるという全力で楽しんで試合をするところがよかった。感動したぞ。（私がこういうのに弱いんですかねぇ…。）また，それゆえに試合も熱いわけで。ホント引き込まれる試合でした。
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| 結局こよりには負けてしまったものの本人も納得の満足いく試合で笑顔のあがりちゃん |
そして，個人的に一番の驚きがあったのはOP。
ジョジョなどでは最終回付近でSEがついたり，映像が逆再生だったり，今までなかったカットが追加されていたりなどイレギュラーなものもありましたが，この作品はそれを3話目でやってのけたのです！
「今回のハイライト」的な場面をOPの途中で間奏とともに流すといったもの。これがまたOPとあってて非常に良い！！
しかも，重要な「あがりVSこより」の3話，対もず中（練習試合）である7～10話，および最終回の12話のOPにおいてです。
もう本編（Aパート）入る前からOPの時点で興奮気味になってしまいます！！この演出は非常に良かったです。毎話やらずに，大きな試合があるような話数でのみってところがまた効いていています。
こういうハイライト演出はたぶん初めて見たと思います。たぶん。
総じてマジで良作だったと思います。1クールで終わってしまったのが残念。ただ，原作的には5巻まで出ていますし，もう少し区切りのいいところまで原作が進んだら，十分2期できると思います。あとはやってくれるかどうか。やってくれーー！！
とりあえずは原作揃えようかな，5巻だけだし…。
しかしながら，やはり，こういう動いてなんぼな作品はアニメ化してこそだと思うので，続編にも期待したいところです。
おまけ「キャラデザ」
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| 原作デザ |
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| アニメデザ |
かなりキャラデザが近いというかほぼ同値。素晴らしい！！
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