主な改善点・新機能は以下の通り。
- スタンドアローンアプリ対応
- 通信やセンサーのオプション拡大
- 新しいユーザーインターフェイス
- ウォッチフェースのカスタマイズ機能の拡充
- Google Fit連携の強化
- 入力方法の拡充(音声のみならず,キーボードおよび手書き入力の追加)
- Google Assistant対応(英語・ドイツ語のみ)
などです。
多くの返信時の入力方法が追加される |
スタンドアローンアプリとは,スマホと接続状態になくても利用可能なアプリのことです。今までも電卓などの簡素なアプリではスマホと接続していない時でも利用できましたが,それが他の多くのアプリでも可能になるということです。
また,Android Wear側にプレイストアアプリが用意され,スマホからではなく本体でアプリを検索してインストールといったことが可能になりました。
正直今までの利用でそこまで不便には感じていませんでしたが,機能が増えるのはいいことです。
インターフェイスに関しては,Apple Watchのようにクラウンの回転によるアプリドロワーの操作等も可能になりました。個人的にはタッチで十分なんですけど,選択肢の幅が広がるのは消費者的にはメリットでしょう。また,ウォッチフェイスは今まで長タップ→選択という流れでしたが,横にスワイプするだけで変更が可能になりました。ウォッチフェイス自体にもより多くの情報を表示できるようになりました。
個人的には文字入力手段の拡充が一番待ち遠しいです。
今まででも音声入力が利用でき,かなり高精度で便利でした。
しかし,やはり外出先で使いにはあまりにも恥ずかしすぎる(笑)
そもそも都会じゃ周りの騒音が多きすぎて認識されなさそうですしね…。それをすべて解決するのがキーボードや手書き入力です。
日本語版でどれだけサポートされるのかはわかりませんが,とても楽しみです。
今回の正式発表でアップデートが確定した機種は以下の通り。
- ASUS ZenWatch 2/3
- Casio Smart Outdoor Watch
- Casio PRO TREK Smart
- Fossil Q Founder
- Fossil Q Marshal
- Fossil Q WanderHuawei Watch
- LG Watch R
- LG Watch Urbane
- LG Watch Urbane (2nd Edition LTE)
- Michael Kors Access Smartwatches
- Moto 360 (2nd Gen)
- Moto 360 for Women
- Moto 360 Sport
- New Balance RunIQ
- Nixon Mission
- Polar M600
- TAG Heuer Connected
などです。数週間のうちにアップデートされるそうですが,細かな範囲は不明です。
今回発表されていない機種がアップデートされる可能性は,まったくないわけではありませんが可能性としては低いですので,あまり期待せずに!といったところでしょうか。おおよそ以前から噂されていた通りの機種です。Moto 360(1st Gen)などは製造メーカーからアップデートはしないと明言済みなので,そういった機種は1.5止まりとなります。
今回発表されていない機種がアップデートされる可能性は,まったくないわけではありませんが可能性としては低いですので,あまり期待せずに!といったところでしょうか。おおよそ以前から噂されていた通りの機種です。Moto 360(1st Gen)などは製造メーカーからアップデートはしないと明言済みなので,そういった機種は1.5止まりとなります。
SonyのSmart Watch3に関しては,特に言及されていないのでできればしてほしいところですよねぇ…。【追記:Sonyから2.0にはアップデートされないことが言及されました。残念!】ペアリング用にNFCを内蔵している(すでに非公式でAndroid Beam等は利用できる模様)ので,2.0になればAndroid Payが利用できるようになるはずです。
2014年11月発売の機種で,いまや1万円を切る値段(税抜き)です。Android Wearとしてはかなり入手しやすいので,お試しには最適な機種といえるでしょう。それが2.0になればとても長生きですし,朗報となったのですが…残念です。あまり期待はできませんが,Sonyからの正式な発表が待たれます。
【追記:Xperia Blogではプロセッサが問題か,ソニーが経済的に意味がないと判断したかなどと考察しています。】
【追記:Xperia Blogではプロセッサが問題か,ソニーが経済的に意味がないと判断したかなどと考察しています。】
そうそう,Android Pay(スタンドアローン)に対応するわけですが,多くの機種はNFC未搭載です。ハードの問題なのでアップデート云々ではどうしようもない点です。よって,2.0配信後すぐ利用できる機種は,今回の発表とともに同じく発表されたLGの「LG Watch Sport」くらいでしょうか。
写真左はStyle,右がSport。Styleは搭載機能(センサー等)が少な目,変わってSportは全部乗せです。
といっても,今後発売されるAndroid Wear端末は2.0搭載で発売でしょうし,当然高価なものはNFCはおろか多くのセンサーや機能を搭載してくるはずです。そもそも日本国内ではAndroid Payはかなり残念な方式で展開されているので使えませんし,焦ってこちらを購入する必要性はほぼないでしょうね。
ただ,2.0はAndroid7.1.1を基にしているので当然HCE-F(7.0以上から)にも対応しているはずです。となると,日本国内でのAndroid Payの方式がHCE-Fによるものも対応するようになるならば,ワンチャンはありますね。どのみち様子見が一番,今まで使ってきた愛機を使い続けましょう。
0 Response to ついにAndroid Wear 2.0正式発表!【追記あり】
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