イチオシの2017冬期アニメ①

冬期アニメもおおよそ6話を終え,7話の放送真っ只中です。そこで,個人的におススメするイチオシアニメを紹介したいと思います(再放送含む)!!
今回は第一弾!





表示上の注意
MX=Tokyo MX,TX=テレビ東京
特に表記のない場合は再放送でないもの,30分枠。
特に紹介順に意図はありません。
作者等の敬称は全て略させていただいています。

政宗くんのリベンジ(MX,BSフジ,AT-Xほか)

原作 竹岡葉月,漫画 Tivによるいわゆるラブコメ作品。月刊Comic REXにて連載中です。つい最近最新8巻が出たばかり!!また,0巻が4月27日発売予定です。詳細は不明ですが,本編で語りきれなかったエピソードを描いているのだそう。
イケメンだ!!
元デブの主人公,政宗は子供のころ「豚足」とあだ名をつけてこっぴどくふった安達垣愛姫に復讐するため,激やせしてイケメンになり戻ってきた!「※ただしイケメンに限る」をなんなくこなすほどの超絶イケメンっぷりを披露するばかりか,転入試験は満点という頭も冴えたイケメンの政宗が安達垣愛姫を惚れさせてから盛大にふるという復讐というお話。
政宗くんのいいところはもともとのスペックだけでなくしっかり努力しているところです。


原作漫画もTivさんの描く絵がとても綺麗で読みやすいですし,アニメと比較しながら見るのもおススメです!

基本的には原作準拠でほとんど同じ,さらにはキャラデザもかなり似せてきており,クオリティが高いのですが,アニメの演出上若干異なる部分があったりします。例えば1話のいちばん最初の「し毛ぼ~ん」のくだりなんかは原作では3巻のいちばん最初のもの。安達垣愛姫がどのような人物なのか(告白してくる男子に次々にへなちょこなあだ名をつけてはさらし者にする)を一番最初にわかりやすくするための演出だと思いますが,短い時間で魅力を伝える必要なあるアニメならではの演出だと思います。こういった違いを漫画の方と見比べるのも面白いですよ!
ちなみにEDはAT-Xのみ「まなざしサイレント」で安達垣愛姫(大橋彩香)と藤ノ宮寧子(三森すずこ)のデュエット曲になっています。




 




アイドル事変(MX,BSフジほか)
現在配信中のスマホ用ゲーム「アイドル事変」のアニメ版。
もちろん,曲も良いものばかりです!あのつんく♂もOPやゲーム主題歌を担当していたりします!

ゲーム版とはストーリーが独立しており,実にカオスな内容です。
ゲーム版
ですが,そのカオスっぷりがたまらなく面白いのが今作。しかも,カオスでありつつ扱う問題は実際に現実で問題になっていることばかりで,ネットでは「本物の議員に見てもらいたい」とまで言われるほどです。

また,4話までは開幕アバンのテンプレや何があろうとライブで洗脳テンプレ等のカオスっぷりが目立っておりましたが,5話以降は一転しアバンテンプレがなくなっただけでなく,洗脳もなくしっかりと相手側を説得させる(なお過程はカオス)ようになり,最新7話に至っては類を見ないほどのまともっぷりと熱いライブを披露してくれました。正直(ストーリーに)感動しました(笑)

アイドル議員のライブで洗脳される相手側議員たち

CUTEGのデザインしたキャラ
ゲームのキャラクターデザインには多くのイラストレーターが参加しています。上記で紹介した政宗くんのリベンジの漫画担当のTivや「グリモア」等で活躍されているCUTEG(カム)など豪華な顔ぶれ!!アニメにおいてはTivがアニメ用のキャラデザを担当されています。
ちょっと「日本の不況・貧困・広がる格差ァ!!」に憂鬱になったらぜひ見てください!!なってなくても見ましょう!!




幼女戦記(MX,BS11,AT-Xほか)

カルロ・ゼンによる小説(ラノベ)作品。挿絵は篠月しのぶが担当しています。NUT(アニメーション制作)の処女作です。6.5話総集編を挟んでしまったものの,今のところ作画崩壊等はないので安心です。(言ってしまえばあの進撃の巨人ですら総集編ありましたし,ええ。)
この作品の面白いところの一つはやはり主人公の”幼女”です。この幼女ただの幼女ではありません。ぜひ本編で確認していただきたい要素です。また,舞台が第一次世界大戦前のヨーロッパに似通っており,主人公の所属する国がドイツライクなところも入り込みやすいと思います。(日本人ってなんかドイツ好きですもんね)
全体的にシリアスチックで戦闘も多め(戦争中ですからね)なのですが,合間合間に挟む逆要素が柔らかくしていてとてもバランスがいい作品です。今期はこういうテイストのものが少ない印象ですので,貴重な一作です!



四畳半神話大系(MX,BSフジ/再放送)
森見登美彦による小説のアニメ化。本放送時はフジテレビノイタミナ枠作品。「夜は短し歩けよ乙女」公開に合わせて主題歌を一新しての再放送です。OPEDともにアーティストは「シナリオアート」で,OPはアジアンカンフージェネレーションの曲(本放送時OP)のカバー,EDは完全新規となっているので一度見た方でも新鮮な気持ちで楽しめるかもしれません。
私(主人公)が大学一回生時に選んだサークルによって自らの大学生活がどのようなものになるのか,その可能性を描く一人称小説を少し拡張して11話にまとめた作品。
独特な雰囲気がすごく癖になる作品だと思います。
また,放送時のCM枠で「夜は短し歩けよ乙女」のキャストコメント等の情報を公開しているので,こちらの公開が待ちきれない方も是非!




One Room(MX/5分枠)
SMIRAL Animationお得意の一人称視点アニメ(他ではあにトレシリーズなど)。
男性向けの作品ですが,4月からは女性向けの「Room Mate」が放送予定ですのでご安心を!
キャラデザ(原案)はカントクです。「変態王子と笑わない猫」など様々な作品で活躍中です。この作品のいいところの一つにカントク絵をそのままアニメで動かしていているところでしょうか。すごくいいです(笑)

そしてなによりも主人公が一切映らないことによる没入感と言いますか,VRだったら完全に自分の目の前に女の子がいるような感覚に陥るような演出がとてもいい!(興奮気味)
一人4話,計3人で構成されています。
1話5分と手軽なのも魅力です。ぜひご覧ください!



 


けものフレンズ(TX,AT-X)
まさかまさかの盛り上がりを見せる今作。当初は「安っぽいCGだな」や「これ30分!?ちょっとキツイな…」等,ネットではあまり評判がよくありませんでしたが,4話以降急速に盛り上がり,今では「わーい!すごーい!」や「キミは○○が得意なフレンズなんだね!すごーい!」などのサーバルの物まねが大流行しています。俳優の星野源さんも今作OPにドはまりで,一日に60回も聴いたそうです…ス,スゲェ…(汗)


なぜ人気が出たのかについては一概には言えません。

が,ED映像のパークらしき廃墟や4話の意味深な施設,かばんちゃん以外にいない人間,まるで人間は滅んだかのような会話内容や場所などが視聴者に効いたのだと思います。続きが気になり,これら謎についての考察が多数挙がっています。


また,キャラクターのコンセプトデザインは吉崎観音。ケロロ軍曹で有名な漫画家です。このデザインにもこだわりが感じられると動物に詳しいユーザーからは絶賛のようです。

さらに,サーバルがバスにはねられるシーンがあるのですが,実はサーバルは実際に人里近くに住んでいるためか轢かれてしまうことがわりとあるそうで,そういった細かい動物の情報をユーモラスに取り入れているのも,動物に詳しい人からの評価につながっていることでしょう。
他に中間あたりに入るアイキャッチにて実際の動物園職員らが作中に出てくる動物について語るシーンも味が深いです。

動物に詳しい人はもちろん今まで関心のなかった人が関心を持つようになり,多くのけもフレユーザーが増え動物園へ足を運ぶ人も増えています。

元スマホ向けゲームだったのですが,アニメ放送前に終了しています。少し残念ですが,コミックは生きてます(笑)
アニメ・コミック・ゲームはそれぞれ内容が若干異なっており,実は時系列的に異なっているのではないかなど本編の謎もあってか様々な憶測が飛び交っています。

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