Xperia 1Ⅱ(国内SIMフリーモデル・フロストブラック)が届いたのでレビュー!!!



どうもNわかです。

ついに届きました!Xperia 1Ⅱ!さっそく開封の儀と軽い(?)レビューをしていきたいと思います!
発売日に届きましたが、セットアップ優先した結果少し遅れての更新です。

はじめに(購入理由)

Xperia 1(J8110)を昨年6月2日に入手しており、指紋センサを除いてそこまで不満にも思っていませんでした。Qi充電はそもそも1の前に使用していたXZ Premiumにもなく特に気になりませんでしたし、イヤホンジャックは使わないので関係なし、今までZ3からグローバルモデルオンリーで生きてきたのでおサイフケータイ文化も特になく不満には思っていなかったので、当初Xperia 1Ⅱはパスしました。
その時は、「国内SIMフリーでFeliCa対応したら買ってもいいけどね~。あとはレッドとか追加でくれば考えるかなぁ~」なんて言ってました。パープルが思ってたんとちゃうってことでカラバリに魅力を感じず、別に1に不満もないから1Ⅲとかが出たら機種変考えるか~レベルだったわけですが、まさかの国内SIMフリーFeliCa搭載、しかもRAMは発表当時グローバルモデルさえも超越した12GB。さらに限定職のフロストブラックもありSonyロゴまで黒いというイケメンさ。大興奮でポチりました。脳死していたかもしれない。

…というわけで購入理由は興奮したせいですが、まあQi充電は普通に便利ですしね、あとAndroid 10からSDカードのミュージックを読み込むのがめちゃくちゃ時間かかっててすごくストレスだったので、本体ストレージが256GBあるというのも大きいですね。

開封の儀

それではさっそく開封の儀です!
実はソニーストアで実際のものを購入するのはこれが初めて。SONYロゴテープワクワクしちゃいますね

箱の大きさは奥行きがグローバルモデルに比べてだいぶ小さいです。

蓋を開けるといきなり1Ⅱがお目見えなのです。


付属品は、スタートアップガイドと取扱説明書、保証書のみ。イヤホンも充電器もUSBケーブルもありません。日本のキャリアモデルも似たような感じらしいですが、グローバルモデルでは有線イヤホンや充電器、USBケーブルが付属するのが通例だったので、個人的にはとても新鮮でした。やっぱりFeliCa分の費用を少しでも抑えるためですかね?

レビュー

それではさっそくこと細かくレビューしていくぜ!

外観

今回購入したのはフロストブラックです。背面のガラスがフロストガラスになっており、めちゃくちゃツルツルしていて落とすかと思いました。裸運用するつもりですが、裸運用にこだわりがない方はケース必須かもしれませんね。
SONYのロゴとカメラ部分だけ、フロストガラスではなく通常のガラスになっています。SONYロゴは通常シルバーというか灰色ですが、このフロストブラックのみブラックとなっておりめちゃくちゃスタイリッシュでイケメンです。あ~痺れるぅ~~カッコいい~~😇😇😇😇😇

デザインはグローバルモデル準拠で、クソダサキャリアロゴはもちろんないですし、FeliCa搭載ながらNFCロゴとなっています。

セットアップ(SIMなど)

普通に指示に従っているだけで終わっているのはいつも通り。

今回もSIMスロット2はSDカードとの排他仕様。とりあえず今まで1で使用していたIIJのもの(ドコモ回線)を入れてから起動してセットアップしました。特に設定していないのに普通に通信できているようです。今まで使ってたやつだからですかね…?APNとかなんも設定していないけど…まあ通信できているのでヨシ!


ちなみにWi-Fiの表示に数字も表示されています。これはWi-Fi4ってことかな?うわ…うちのWi-Fi雑魚すぎ…!?🤔

セキュリティパッチは9月、1では10月のセキュリティパッチが最近配信されたので遅れてますね。また、Google Play システムアップデートが2020年5月とめちゃくちゃ古くてびっくりしました。1では9月だったのに…。

更新がないか何度かロードしてみましたが、変わらず5月のままでした。

アルバムアプリ

こちら、プリインストールされなくなったという情報はあれど、であればapkでぶち込んで細かく動作チェックしましたみたいなのはほとんど見かけなかったので、実際どうなのか非常に気になっていました。一度、海外のブログかなんかで入れても起動せずクラッシュするという記述を見ていたので、あまり期待せずではありましたけど。

セットアップ段階で以前の端末からアプリを引き継いだ(Googleの機能)ので、その時点で自然とインストールされていました。非対応なのにインストール自体は対応しているのか…(困惑)
自動でStoreからインストールされました

起動した瞬間クラッシュします。

はい、そうです、結果は海外のサイトの記述通りクラッシュして起動しませんでした。これは非常に残念ですね…アルバムアプリ使い勝手よかったんですけど…とりあえずGoogleフォトは生理的に受け付けないのでギャラリーというアプリを使うことにしました。

一応こちらは以前からサブとして使っていたアプリなので、使い慣れていますしぱっと見のデザインがSonyのアルバムアプリに似ていてお気に入りなので。
ちなみにアルバムアプリは動画視聴機能のみ使えました。他のアプリから動画を視聴する際にアルバムアプリを選択するとクラッシュすることなく視聴できました。

そのほか1と比較してSony独自アプリとして消えたのは、連絡帳や電話アプリらへんでしょうか。まあここはいいと思います。独自である意味そこまで感じられませんでしたしね。

ただここまで独自アプリを消しているのは少し怖いですね。コストがかさむのはわかりますが…。ミュージックアプリとXperiaホームが使えなくされたらさすがにXperiaさよならするかもしれないです。継続してくれることを願っています。

ナビゲーションバー

Xperia 1では3ボタン2ボタンジェスチャーの3種類からナビゲーションバーを選択することができました。ベゼルレスで端末の端まで画面がある関係上3ボタンはホームボタン以外が押しにくくて使いづらく、戻るのジェスチャーがサイドメニューを引き出す動きと干渉する関係上ジェスチャーは使いづらいんですよね。
そこで最強なのが2ボタンナビゲーションです。実際、戻るは端にあるので押しづらいのは変わらないんですけど、そこはXperiaのサイドセンスの1つに戻るを割り当てていたので問題なかったんです(ジェスチャーの戻るを無効化できればそれでもよかった)。
Xperia 1では3種類から選べる

1Ⅱでは2ボタンナビゲーションが選択できない

そして、GoogleのPixelなどもそうなのでSonyが悪いわけではないですが、1Ⅱでは2ボタンナビゲーションが選択できません。

adbコマンドで2ボタンナビゲーションを有効化できるとの情報を以前から得ていたので試すのが楽しみだったんですが…ダメ…みたいですね…

はい…2ボタンナビゲーション有効化出来ませんでした…

その後アプリなどを色々試した結果、ジェスチャーナビゲーションで頑張っていくことにしました。。。
メニューの動作と干渉しやすいアプリ基本Googleなんだわ…Googleくん…(呆れ)
サッと引き出さずに、少しホールドしてから引き出すようにすると戻るではなくメニューが出てくるようになります。せっかちにはキツイけど慣れるしかないですね。

ホーム画面

これはちょっとしたバグの愚痴なので、読み飛ばしてもらっても大丈夫です。
ミュージックアプリのウィジェットを配置したらなんと!めちゃくちゃデカい
縦デカすぎんだろ…

これ、ジェスチャーナビゲーション選択時にウィジェットを配置すると起こります。別にミュージックアプリだけというわけではなく、Qrioのウィジェットなどでも発生しました。
この現象、確か1のときもジェスチャー選択時に置いたらこうなったんだよね…ここは改善されてませんでしたね。。。

回避策としては、ジェスチャー以外(1Ⅱでは3ボタンのみ)を選択した状態でウィジェットを配置することです。上記のようなクソでか状態になったウィジェットは一生そのままです。
そうそう、このサイズ

配置した後にジェスチャー以外に変えても何も改善されませんので注意が必要。あくまでも配置するときはジェスチャー以外にしようということ。

Qi非接触充電

Xperia XZ3で対応していた非接触充電。1では、搭載を見送られましたが、1Ⅱではしっかり搭載してきました。小型の5Ⅱには搭載されていないので、アドですね。(逆に非接触充電興味なければ5Ⅱの方がマッチしている方は多そうですね。)

事前に置くタイプの非接触充電を楽天で購入していたので、こちらを使用してみました。
ちょうど1Ⅱが収まるサイズで、ちゃんと中に収まるようにおけばある程度適当に置いても問題なく充電が開始されます。一つ欠点があるとすれば、充電ランプがUSBケーブル側なので今回の配置的に端末で隠れて全然見えないってことでしょうかね。USBポートと逆側にあれば見やすかったなと。

わざわざコードをポートに挿すことなく、普段のとりあえず置いておくという動作だけで充電されるのは非常に便利。置くにしても取るにしても片手で済むのでとてもスムーズです。

やはりケーブルに比べれば速度は出ないですが、寝るとき充電する用途であればQiの方がコードもすっきりして便利だと思いました。

指紋センサ

1はそもそもグレアな素材で、指紋がめちゃくちゃ目立ってこびりつくような素材でした。なので、すぐに認証ができなくなることも多々…。急いでいるときに認証できずロック解除などがされないとイライラする原因でした。なので、指紋センサの精度向上は期待していた部分です。
1は側面と同じようなテカテカグレア素材

1Ⅱでは素材がXZ Premiumのようなノングレア素材になっており、サラサラしており指紋がベッタリこびりつくようなことはないです。なので、1よりははるかに精度がいいです。ただやはり少し指が濡れていたりすると認証できない点は変わらず。1や1Ⅱのセンササイズが小さいせいか、以前のXZ Premiumとかの方が精度良かった気がしますね。
1Ⅱはサラサラノングレア素材でXZ Premiumなどの時と似たようなものに。フロストブラックだと側面の手触りと指紋センサの手触りが似ているのでよりシームレスでスタイリッシュな印象。

また、XZ2以前の指紋センサ一体型電源ボタンの挙動として、触れただけで認証することはなく、あくまでもボタンを押してロック画面になったところで初めて触れている指を認証してロック解除していました(早すぎてほぼ押した瞬間にロック解除されていましたが)。

しかし、電源ボタンと分離した1では似たような操作感を実現するためか、電源ボタンを押していなくても(ロック画面でなくても)センサに触れた瞬間に認証をしてロック解除を行う挙動に変更されていました。これは最初、電源ボタン押さずにロック解除できるので便利だと思ったのですが、水滴がついたり端末を持った際に指がかすかに触れただけで認証を行ってしまい、結果として知らぬ間に登録していないもので有り得ない回数認証してロック解除可能まで30秒…みたいなことがわりと起こってしまいました。
なので、今回の1Ⅱがどっちの挙動か気になっていたのですが、1と同じ挙動でした。これはちょっと残念。せめて設定から変えられるといいんですけど、特段そういった設定は見つけられていません。

FeliCa

Nわか念願(?)のFeliCa搭載です。グローバルモデルではNFCは搭載されているものの、Type-FにあたるFeliCaは非搭載でした。なのでおサイフケータイとか全然使ったことなかったんですけど、これを機にとりあえずインストールしてみました。
FeliCaを搭載している端末だとGoogle Payの挙動が変わる

Suicaとかその辺はもちろん、QUICPayにも対応しているので擬似Google Pay対応のKasyhもタッチ決済で使えます。ホントはナチュラルにVISAタッチとして対応してほしいところですけど。

まさかのモバイルPASMOくん、深夜帯は残高確認すらできず。笑ってしまったが、どうやらおサイフケータイアプリからであれば確認できるようです。いや、クレカからのチャージはまだしも、残高くらい見させてよ。。。今どきのアプリとは思えぬ。

また、モバイルSuicaは残高確認はできるけどもちろんチャージとかはできず。それよか全体的なアプリの作りが古すぎて草って感じ。もうガラケー用のアプリ?みたいな部分多すぎね。一から作り直してほしいとさえ感じる。

とりあえず現状定期的に外へ出る機会もないので(バイトがありますが、バスのみなので今はバイトのときだけ母の定期を借りています。もったいないので)、チャージもせず定期も買わずの状態です。大学は秋学期もオンラインが基本となったので、おそらく早くて来年の4月頃ですかね、この辺の定期機能が試せるのは。内定先もどうなるかわからないので何とも言えませんが。

バスの定期と電車(JRオンリー)の定期を両立させるには現状モバイルPASMOとモバイルSuicaの両刀使いしかありません。おサイフケータイアプリでしかこのモバイル〇〇のメインとする方を切り替えることができず、残念ながらウィジェットもありません。これの情報は知っていたものの実際やってみると思っていた以上にめんどくさいです。早く一つに統合されてくれ…。

ゲーム

まあバトガららマジも終わっちゃいましたし、アリスギアや原神はPC版にお熱であんまり熱心にスマホでゲームをやりまくっているわけでもないですが、ゲームに関しても見ていきます。

共通事項として、表示が1に比べくっきりで美しく見やすい印象。また音質が段違いでいいです。これは音ゲーするときの捗りが全然違いますね。フロントスピーカーがしっかりと両方前に向いていることも影響あるかもしれません。

それでは個別に見ていきます。
まず、21:9に依然として対応していなかったガルパ。なんとXperia 1Ⅱでは強制的に真ん中に表示し、左右均等な黒帯表示にしてくれました!え?神!?一向に21:9に対応しないガルパを見かねて、わざわざ調整してくれるとか!神!
下側にも細い黒帯ができています。強制的に中央に表示する弊害でしょうか


今までのXperia 1では左右均等には表示されず、めちゃくちゃやりづらかったんですよね。これを機にゆる~く復帰かな。ただし、他の音ゲーより音質が悪い感じがしたのがやや残念。1Ⅱ自体の音質が良くなったせいで、差がハッキリとわかるようになった感じがしました。
Xperia 1での表示、右側(縦持ち時下側)に黒帯が集中してしまっている

Xperia 1の表示、Unityでの対応アスペクト比で上限を決めている際の挙動

しかし、1オリジンでは21:9にフルで表示してくれていた原神はなぜかガルパと同じような処理をされ、表示領域が小さくなってしまっています
ガルパにもあった下部の細い黒帯がここでも…1ではフル表示されていたのに…

21:9の優位性が…まあ原神ゆるふわ勢だし、基本PCでやるようにしているのでそこまで気にしないですけど…なんで…

そのほか、元々21:9に対応or対処をしていたナナオンやグルミク、プロセカ、アリスギアは特に変わらず表示されました。
左右に細い黒帯がありますが、これは1から変わらず。

充電しながらゲームをすることはまずないですが、そういった時もバッテリーを傷めずさらに温度の上昇も抑えられるHSパワーコントロールもしっかり搭載。個人的には通知を遮断してくれるだけで十分すぎるくらいですけど。

機種変更のダルさ

1Ⅱのレビューとは直接関係ないですけど…。

今まで使っていた1から各種データを移して1Ⅱをメインにしてくわけですが、この今までの状態にするのがとてもめんどくさい…。

まずLINE。昔に比べればFB連携やGoogle Driveのバックアップでいけるのでだいぶ楽にはなりましたが、やはり面倒なことには変わりなく…なんのためのアカウントなんだ…

次に各種ゲーム。基本Google Play連携で引き継げましたが、グルミクは非対応でした。一番新しいゲームなのになぁ…。またこれは以前から困っていた部分ですが、音ゲー君たちってなぜかライブ設定を引き継いでくれないんですよね。ノーツの速度や各種音量、演出のカットの有無など。全部リセットされてしまうので、一から設定する必要があり大変面倒です(正直細かい値とか覚えてないから余計困る)。こんなの数値や真偽値だけですし、データ量として大したこともなさそうなのになんで同期してくれないんですかねぇ…。

そして、Xperiaホーム。フォルダ分けから配置まで、正直Xperia Transferで引き継げてもいい気がするんですが、引き継げないんですよね…てか、Xperia Transferほぼ意味なくね?Googleの同期で全部事足りるんですけども。

最後にWear OSです。
全部リセットしてから再ペアリング

ペアリング先を変えるとなんと全部リセット。入れていたアプリも何もかも。いや、そんなんだからApple Watchに負けるんだよと。もうストアに存在しないお気に入りのウォッチフェイスのアプリをapkでぶち込んだりと通常よりもさらにすることがあるので、非常に面倒ですね。。。

まとめのようなもの

ということでXperia 1Ⅱ日本国内SIMフリ-版 フロストブラックの開封の儀&レビューでした。

ちなみに期間限定でXperia 1Ⅱ購入者に対してGoogle Play Pointsを1000ポイントもゲットできます。あとはゴールドランクもくれたはず。僕の場合すでにゴールドランクだったのでそこは何も変わらずですが。

あざっす!

5Ⅱから対応したCinema Proの4K120fps撮影に対応しており、FW番号がグローバルモデルよりも先行していることから、キャリア版やグローバルモデル版1Ⅱも今後のアップデートで同様に使用できると思いますので、期待しておきましょう。

また、噂レベルであった解像度を落としての120Hzリフレッシュレート対応はされていませんでした。なので、今後のFWアップデートでくるか、もしくはそんなアップデートはないのどちらかだと思います。

確かなことが言えない現状では、リフレッシュレートや持ちやすさ、バッテリー持ちを優先するなら5Ⅱ画面サイズや解像度、Qiによる非接触充電、ToFによるAF性能を優先するなら1Ⅱといった感じですね。あとはデザインが5Ⅱは1や5と同じ丸みを帯びた側面になってしまっているので、そこの好み次第ですかね…。

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