【Xperia】Xperia XZ PremiumをAndroid 9 Pieにした感想


以前紹介した通り,SDM835搭載XperiaにもAndroid 9 Pie(以下9)が振ってきました。

しかし,ベトナム(VN)やシンガポール(SG)などごく一部の限られた地域でした。火曜日にはフランス(FR)だけ追加され,いつも早めに来るTHやMM,MYなどは追加されず,Sonyがいつも以上に様子見しながら配信をしているようでした。もともと不具合で提供が遅れていたのでまあ仕方ないかな

そんな中先週の木曜日が怒涛のアップデート日和になりました。多くの地域Xperia XZ PremiumやXZ1に配信が始まっただけでなく,XZ2 Premiumのアップデートも同時に始まりました。

と,いうわけでうちのXZ Premium(MM)にもアップデートが来たので,8.0の時のように感想をぼちぼち書いていきたいと思います。
(また時間かかってしまった…)

バグに見舞われるの巻

はい!では,さっそく感想を!といきたいところですが,なんとアプデ後ブートの「XPERIA」表示で止まってしまいましたw
XPERIAアニメーションは終わった状態です。
最初数回強制終了からの起動を試すものの,同じ状況。
実際に手元の端末に振ってきたのは深夜1時ころ,ちょうどフレンドとゲームをしている際。”ながらアップデート”でこのざまで,さすがに色々試すには眠すぎたので翌日に持ち越しました。

何回再起動させてもXPERIAで固まります。
といっても,電源ボタンは反応するし,カメラボタン長押しでカメラアプリも起動する元気っぷりw
どうやらブートに失敗しているわけではなさそうです。が,だからといってどうしようもない。
そこでXperia Companionという以下の公式のアプリケーション(Win・Mac)を使って復旧することにしました。
「ソフトウェア更新」のお隣の「ソフトウェアの修復」を選んでレッツ修復じゃいっ
公式の方法に従っていけば無事完了!
さあて,治ったかな??




残念!なんも変わらんのじゃいっ!!




何度も試しましたが,同じ…。
今まで個人データ保持の方で修復していたのですが,これはこの個人データに問題ありそうだなということで,データを破棄して修復にしてみました。
データは基本Googleが復旧してくれますし,ガルパもGoogleアカウントで連携済み。不安なのはららマジくらいでしたが,これもお問い合わせでどうにかなりそうだったので(LINEとかいうクソは,まあ置いといて)心を決めました。

すると…治りました!
初期化されたので,もはや新品の端末をいじっている気分でした。
セットアップを完了させると,Googleが自動で復元してくれました。ホントGoogle有能。写真まで復元されてたまげた,たまげた。それに引き換えトークもろくに復旧できないLINEの無能たるや。

(ちなみに心当たりはありあり。普通に使っている方はこんなことにはならないと思います。)

9 Pieの感想

それでは気を取り直して感想をば

Xperiaアクションがポンコツ化

Xperiaアクションといえば,「ゲーム中」の通知のポップアップをオフにできる有能機能がありますが,9の制約なのかなんなのかはわかりませんが,音量を変えるなり,通知バーを開くなりするだけで「ゲーム中」が解除されてしまいます。
通知ブロックなどが優秀”だった”

これでは使い物になりません。ただ,9のアップデートと同時にXperiaアクションにも更新が来ていたので一概に「9にしたから」とも言えません。ただまあ,現状は使い物にならなくなりました。
それに,起動自体しないときもあります。もう,切りました。結局チャットっぽいのできるの(XZ2のやつみたいに)にもなってないですし,これに関してはもはや産廃状態ですね。

画面回転の提案

これは正直期待していた機能。というか,今回ナビゲーションバーの一新がないため目に見えてわかる変化がほとんどないってのもありますね。
右端に出ているのが「画面回転の提案ボタン」

これがあれば「画面の自動回転」をオンにする意味ないレベルです。
好きな時に好きな向きに固定できるので,勝手に回転してしまう「自動回転」ニキよりはるかに有能。

ナビゲーションバーは従来のまま

9ではPixelやらEssential PhoneなどはiPhone Xライクのナビゲーションバーになっています(Pixelは固定,Essentialは従来型との選択らしい)。DP版では選択方式でしたよね。
基本色が白になった以外の変化はなし

ダークテーマがあるアプリに関しては,ナビゲーションバーの色も合わせられる模様

ですが,初期から9のXZ3を含めXperiaは従来型のみの採用です。Sony曰く「お客様の慣れた方式云々」らしいです。まあ,あの方式はホームアプリも対応してないとダメそうですし,技術的観点とおっしゃる通りユーザーを混乱させないためでしょう。
「今までと違うじゃん,どうなってんの??」とクレームを入れる人が浮かびます()
いや,選択方式にすればええやん,絶対ホームアプリが対応追いつかなかっただけやろ,と内心思いますが,まあ,実際慣れたやつなので不満はないです。新鮮味もないけどね。

通知バーやトグルスイッチが一新

目に見えて一番分かりやすいのはここくらいでしょう。
使いやすくなったかといわれると微妙。トグルスイッチの表示数減ってるし,正直改悪感あります。Bluetoothで接続している機器の電池残量が見れるのが唯一の救いか。
Pixelのものは通知表示の角が丸いがこちらは本体のとがりにあわせてか,以前のまま四角。
 単純な使い勝手はアレですが,一つ良くなった点は電源ボタンメニューを出しても通知バーが閉じなくなったことかな。
通知バーが閉じなくなったので,電源ボタン+音量ボタン下でなくても通知バー画面のスクショが取れる。

電源ボタンメニューや音量調整メニューが右側表示に

Pixelなどと同じですね。正直これ左利きの人を殺しに来てるんじゃないかと思うんですが。デザインというかアニメーション的には押したボタンの近くに出るので良いとは思いますが,押しやすいかといわれると微妙の極み。真ん中にデカデカと出して不都合なんかなかったでしょ?なんで変えた?って思いますね。

ただ,音量調整のメモリが増えたっぽいのは良いですね。より細かく音量を変えられる。ただ,その割にはGUIの方が小さめの表示なので,正直バーをいじって調整するのはやりにくい。特に横画面の時はなおさら。

ハッキリ言おう,このGUIは改悪であると!

(持っている手を検出して,その方向に出すとかだったら化けてた機能ですねー棒)

スクショの無音化・編集が可能に

スクショの無音化は初耳だけど,通知の鳴動制限関係なく鳴らなかったので,鳴らないんでしょう笑
正直,車内でいいスコアが取れた!なんてときにスクショすると,隠し撮りしてるんじゃないかと思われるの嫌だったので,ありがたい。むしろなぜ今までスクショに音を付けていたのかが謎。
さらに通知からそのまま編集画面に行けます。いちいちアプリを立ち上げ,さっきとったスクショを探して…なんて手間が省けます。

ARCore非対応に

XperiaはARCore対応機種だったはず,というか8の時は使えていたんですが,9にしてからStoreでみると非対応機種と言われてインストールできないです。ARCoreが9に非対応?いやでもPixelはどうするんじゃ?
ちょっと謎みが深いですね。まあ,そんなに使うものじゃないけど,開発用として見ると辛い。

その他

開発者向けオプションに「夜間モードの設定」なるものがありましたが,現状何も起こりません。
こちらを自動にしてみたがここ一週間ほどの使用では何も起こらず。
正直謎。Pixelではそもそも普通に設定に組み込まれており,通知バーの色などが白だったり黒だったりに関係した気がするのですが,Xperiaのこの機能は謎に満ちています。

あと,起動は8になっても早まりましたが,9ではさらに早まった気がします。ただSDカード読み込みが発生しているあたり8より無能。毎回ミュージックアプリの再生リストがリセットされます。勘弁して。再生リストをプレイリストとして保存してからでないと,電源も切れません…。

まとめ

正直,改善と改悪どっこいどっこいですね。まあ,セキュリティパッチを最新に保つにはアップデートしないといけないですし,9にして損した感じはありませんが,降ってきてないからといってガッカリするものでもないなって印象です。

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