Xperia X Performanceの加速度センサーやジャイロスコープが機能不全(画面回転機能利用不可)になる不具合の解決方法【追記しました】

ここ最近巷でも騒がれつつある,Xperiaの画面回転の利用が不可能になる不具合=加速度センサー等の不具合を自分のXperia X Performanceも発症しました。



最初,画面回転しなかったときはガチで壊してしまったのかと思ったのですが,再起動してみると直っていました。な~んだ,ちょっとした不具合か。と思ったら,数時間後にはまた利用できない状態に。


全ての軸において加速度センサーが無反応。
加速度センサーやジャイロスコープが使えないと,カメラは横画面固定ですし,マップの向いている方向は分からないし,画面回転は使えないしで意外と厄介です。
再起動で一時的に治ったので,これはハードウェアではなくソフトウェアの問題だと考えましたが,これといって最近インストールしたソフトもなく,あとはソニーの行ったメンテナンスアプデくらい。
そこで調べてみるとこのメンテナンスが行われた日以降,似たような症状が発生している人が多くなっているようです。

が,しかし,実はこのメンテナンスアプデよりも「Google Play開発者サービス」アプリが原因の可能性が高いとのこと。

直接的な原因は分かりませんが,自分はこのアプリを出荷時の状態までアンインストールした後,事前にダウンロードしておいた最新版のapkをインストール,そして再起動で直りましたのでおそらくこれが原因でしょう。
【追記:FWの問題のようです。アップデートで改善します。】

このアプリは自動的に勝手にアップデートされるので知らぬ間に厄介な不具合を連れてきてしまったのでしょう。

少なくとも一日以上経ちますが,今のところ加速度センサーに異常はありません。今までなら一日以内に異常が見られたのでおそらく直ったとみて良いでしょう。
追記:二日以上正常に動いているため確実に治った模様です。
二週間ほどたったとに再発しました。いちばん持続する改善方法ですが,結局は一時的なものとなりそうです。】

詳しいやり方は以下の通り(参考用スクリーンショット掲載しました。)

  1. 設定アプリを開き,セキュリティ(ロック画面とセキュリティなどの場合もあります)を選択。
  2. 機器管理機能を選択し,Androidデバイスマネージャーのチェックを外す(もともとない場合は何もしなくてよい)。
  3. 設定アプリのトップに戻り「アプリ」を選択。
  4. 「Google Play開発者サービス」を選択して,「無効にする」(アップデートのアンインストール)をタップ。
  5. アンインストール完了後,自動でアップデートし直しますが,さっさとアップデートを終わらせてしまいたい場合はこちらから最適なapkをダウンロードしインストールしましょう。
  6. インストール完了後,先ほどチェックを外したデバイスマネージャーのチェックを元に戻す。
  7. 端末の再起動を行う。
以上で直りました。
画面回転ができないという方はぜひ。(100%直ることは保証できません。また,今回の原因以外(センサー自体の故障など)で回転しない場合はもちろん治りません。)
ただし,この方法の場合いったんGoogleからログアウトすることになるので,再度ログインが必要な点や,Android Wearを利用してる場合はそのあたりもリセットされてしまうので再度ペアリングが必要となってしまいますので注意が必要です。
その辺りを認識・理解したうえでお試しください。

※「Google Play開発者サービス」のapkの選び方について。
一応APK Mirrorに方にも英字表記で記載がありますが,念のため説明を加えておきます。
ハイフン手前の三つの数字がそれぞれどのAndroidバージョン向けか,どのCPU向けか,どのサイズのdpi向けかを定義づけています。
基本的には自分のスマホにインストールされている開発者サービスのアプリ情報に記載されているバージョンのハイフン手前の三桁の数字と同じものを選べば問題ありません。
(例)上のスクリーンショットの場合だと「448」のものを選べばよい。

【追記】
日本モデルに関しては,キャリアごとに不具合修正のアップデートが行われました。
11月11日にX Performanceにビルド「35.0.A.1.297」が配信され,この不具合の修正が行われました。
現在まだ配信されていないものもありますが,配信されている場合にはアップデートすることをお勧めします。

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